普段の暮らしの中で、読み終わった雑誌や着なくなった衣服など、不用品は意外と溜まっていきます。捨てるにはもったいないブランド品や、買い替え時に処分し損ねてしまったデジタル機器など、タンスや押し入れの奥にしまったままになっている方も多いでしょう。
不用品は、ゴミとして捨てたり不用品回収業者に回収を依頼したりすることもできますが、物によっては売ってお金に換えることが可能です。
そこで今回は、家にある物の中から、買い取りに出すことで高価買取が期待できるものを11種類紹介します。不用となった物を売りたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
【目次】好きな場所から読めます
家の物で買い取りに出してお金になるもの一覧
家の中でしまい込んだままになっている物や、置きっぱなしになっている物の中には、売りに出すことでお金になるものが意外と多くあります。
ここでは、買取専門店やリサイクルショップなどに買い取りに出すことで、収入が期待できる物を11種類紹介します。
漫画・雑誌
一冊あたりの買取価格は控えめですが、全巻セットやシリーズごとのまとめ売りなどにすると、買取価格が付きやすくなります。
人気が高い作品の最新刊や、プレミア価格が付いている初版本や特装版であれば、単品でも高価格が付きやすい傾向です。また、アニメや映画などに映像化されたタイミングで売ることができれば、価格の上乗せが期待できます。
CD・DVD・ブルーレイレディスク
漫画や雑誌と同じく、単品では高価格の買い取りは期待できません。CDの場合、収録曲がCMやドラマに起用されたりSNSで話題になったりと、世間で注目を集めているときであれば高価格で買い取りしてもらえる場合があります。
サイン入りや特典付きのDVD・ブルーレイディスクの場合はプレミア価格が付き、価格が吊り上がる可能性があります。
ただし、同一商品の複数買い取りは、断られることも少なくありません。同一商品を大量に処分したい場合は複数店舗を利用するか、数日に分けて売却すると良いでしょう。
衣服
ハイブランドの商品や高級素材を使用した商品であれば、質屋やブランド品の買取業者に持ち込むことで高価格が期待できます。
ただし、ノーブランドの商品は低価格になりやすく、買い取り自体を拒否されることも少なくありません。
処分することだけが目的であれば、古着屋などで一括処分をお願いすると良いでしょう。
バッグ・アクセサリー
特に価値があると判断されるバッグやアクセサリーは、ハイブランドで人気の高いデザインかつ、状態が良い商品であることが高価買取の条件です。ノーブランドや傷などが付いている商品は、高価格での買い取りは期待できません。
ただし、アクセサリーの場合はノーブランドであっても、使用されている石や金属の質・量によって高価格で査定されます。
腕時計
高価格が付きやすい腕時計は、ハイブランド品が多い傾向です。定価が数十万~数百万円するハイブランド品は、ステータスを示す象徴としてコレクターからの人気が高く、古い腕時計でも比較的高く買い取ってもらえます。
また、カジュアルブランドの腕時計であっても、人気のある商品の場合は高価格が期待できます。
状態の悪い腕時計でも、修理次第では再び使用可能となるため、壊れてしまっていても相場価格が下がりにくいことが特徴です。
お酒
ブランドもののお酒であれば、リサイクルショップや質屋などでも買い取りを行っています。ただし、スーパーなどで購入できるような一般的なお酒は、お酒を専門に扱っている買取業者以外での買い取りは期待できません。
なお、開封済みのものや記念日などの刻印が入れてあるものは、基本的に買い取りの対象外です。例外として、クリスタル製のボトルや希少性の高いボトル、陶器や磁器で作られたボトルなどは空き瓶でも価格が付くものがあります。高級酒の空き瓶がある場合は、捨てる前に確認してみましょう。
テレビ・ブルーレイレコーダー
テレビ・ブルーレイレコーダーは、人気の高いメーカーの最新機種であれば高価格が付きやすい傾向です。機種が古いと価格が付かない他、取り扱っていないお店も少なくありません。
ただし、市場の需要によっては機器の状態やメーカー・機種・発売時期などに限らず高価格が付くケースがあります。テレビ・ブルーレイレコーダーを買い取りに出す場合は、専門知識のある査定員がいるお店で査定をしてもらいましょう。
ゲーム機・ゲームソフト
ゲーム機は、モデルが新しいもの、容量が大きいものほど高価格となります。ゲームソフトも、最新作や人気の高い作品、発売日から日が浅いソフトなどに高価格が付く傾向です。
基本的には新しい機種や作品が人気ですが、ゲーム関連の商品は旧機種や旧作などにプレミアが付いている場合があります。発売日から日が経っているゲーム機やゲームソフトを売る際は、事前に市場調査を行いましょう。
スピーカー・ヘッドホン
スピーカーやヘッドホンは、基本的に有名メーカーから5年以内に発売されたモデルに高価格が付く傾向です。あまり名の知られていないメーカーの製品の場合、新しくても買い取りを拒否されることも少なくありません。
ただし、1970年代以前のスピーカーには、アンティークに分類される製品もあり、ビンテージ物としての価値がある場合は高価買取が期待できるでしょう。
また、スピーカーやヘッドホンなどの音響機器の場合、メーカーやモデルごとに根強いニーズを保っている製品もあります。一般的には無名であっても、熱烈なファンが付いていることもあるため、売却前に型番などを調べるか専門家へ相談してみましょう。
カメラ・カメラレンズ
カメラは、大手メーカー製の高性能な新機種に高価格が付きやすい傾向です。ただし、中にはコレクターズアイテムとしてマニアに人気の高い製品も存在するため、古い製品が一概に低価格になるとは限りません。
カメラレンズは、メーカーや発売日よりもレンズそのものの性能や、保存状態が重視されます。元の販売価格が高い製品は性能も高い傾向にあるため、綺麗な状態で保管されていれば高価格が期待できるでしょう。
また、カメラとレンズがセットになっている製品は、個別に売却するよりも同時に査定に出したほうが、買取価格は上がりやすくなります。
パソコン・スマホ・タブレット
パソコンは大手メーカー製で、大容量・高性能・直近モデルの製品であれば、リサイクルショップで売却が可能です。ただし、古いパソコンのほとんどは、自分で処分費用を支払う必要があります。
スマホやタブレットは、子どもの勉強用や複数台持ちなどの理由で一定数の需要があるため、多少古い機種でも売却が可能です。また、常に人気の高いiPhoneであれば、古い機種であっても高価買取が期待できます。
より高く売りたい場合はジャンルを絞った専門店に持ち込む
買取店の中には、買い取り対応の種類が幅広い総合買取店と、特定ジャンルに絞って買い取りをしている買取専門店の2種類があります。
総合買取店の場合、さまざまなジャンルに対応しているため、不用品を大量に売却できることがメリットです。しかし、専門的な知識を必要とする製品であっても、一纏めに査定されてしまうデメリットもあり、あまり高価格は期待できません。
一方、特定のジャンルに特化した買取専門店であれば、専門知識を持った査定員によってより正確な査定が行われます。市場の需要を基準とした適正な査定金額が算出されるため、本来の商品価値に見合った価格で買い取ってもらえる可能性が高いといえます。
特定のジャンルに特化した「買取ステーション」では、再生機器を中心に、下記の製品を専門に取り扱っています。
・ブルーレイレコーダー
・アンプ、スピーカー ・ヘッドホン・イヤホン ・カメラ ・カメラ用レンズ ・プロジェクター ・BOSE製品全般 |
買取ステーションでは、簡単な事前査定を希望する方に対して、LINE査定や写メ査定、電話での相談といった見積りサービスを行っています。また、来店買取に対応している他、宅配買取では無料の宅配キットを利用できるため、上記の物を買い取りに出す際は「買取ステーション」の利用を検討してみてください。
まとめ
家の物の多くは、リサイクルショップや総合買取店に持ち込むことで処分できます。しかし、幅広いジャンルを取り扱っている総合買取店の場合、希少価値の高い製品であっても、本来の価値が見過ごされてしまうことも少なくありません。
家の物を買い取ってもらう場合、特定のジャンルに絞って買い取りを行っている専門店を利用することで、適正価格での査定が期待できます。家の物を処分する際は、ぜひ専門知識を持った査定員がいる買取店を利用しましょう。