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【メーカー別】アンプの売却相場
アンプは、エレキギターやエレキベースといった電子楽器を演奏する際に、必要となる機材です。購入したものの使わなくなり、しまい込んだままにしている方もいるのではないでしょうか。
アンプは、オーディオ関連用品の中でも高額な部類のアイテムです。コツを把握して売却すれば高値で売ることができるため、この機会に把握しておきましょう。
今回は、アンプの売却相場から売却先、少しでも高く売却するためのコツまでを解説します。アンプの売却を検討している方は参考にしてください。
アンプの売却を検討する場合、アンプの売却相場についてあらかじめ把握しておけば、査定額の妥当性が判断できます。
特に、1970年代以前の「アンティークアンプ」に属するアンプは、現代でも高額で取引されているため、早めに売却しましょう。
ここでは、アンプの売却相場を主要メーカー別に解説します。
VOX(ヴォックス)
VOXのアンプは、通称「ブリティッシュサウンド」と呼ばれる、粘り気のあるサウンドと独特のコンプレッション感が特徴です。
VOXの型番別買取相場は下記の通りです。
VOXの型番別買取相場 | |
VOX AGA70 | 8,000~18,000円 |
VOX VX50-AG | 15,000~24,000円 |
VOX AC30CC2X | 52,000~65,000円 |
買取価格は、6,000~50,000円以上の価格が付けられることも多くあります。
Marshall(マーシャル)
エレキギター・エレキベースのアンプの王道と呼べるアンプが、イギリスのアンプメーカーMarshallのアンプです。中高音域が特徴であり、アンプの定番として圧倒的なシェアを誇っています。
Marshallの型番別買取相場は下記の通りです。
Marshallの型番別買取相場 | |
マーシャル JVM410H | 9,000~78,000円 |
マーシャル JCM800 | 10,000~90,000円 |
マーシャル JCM800 | 10,000~120,000円 |
Marshallのアンプは人気が高く、10,000円以上の買取価格が付けられることが一般的です。
Roland(ローランド)
Rolandのアンプは、ライブハウスやスタジオでもよく使用されている定番のアンプです。
クセのないクリーンなサウンドが特徴で、ギターの音を素直に表現できることから人気を集めています。
Rolandの型番別買取相場は下記の通りです。
Rolandの型番別買取相場 | |
ローランド ジャズコーラス JC-120B | 13,000~18,000円 |
ローランド ジャズコーラス JC-40 | 42,000~58,000円 |
ローランド アコースティックアンプ AC-60 | 18,000~40,000円 |
Rolandのアンプは、手ごろな価格でありながら品質に優れていることが特徴です。
MesaBoogie(メサブギー)
MesaBoogieは、ハードロック・メタル系のサウンドに欠かせないハイゲインアンプの定番です。きめ細かく奥深い歪みのディストーションサウンドが心地よく、ハイテクギタリストから熱烈に支持されています。
MesaBoogieの型番別買取相場は下記の通りです。
MesaBoogieの型番別買取相場 | |
メサブギー ST22 | 38,000~40,000円 |
メサブギー MarkⅣ | 52,000~54,000円 |
メサブギー MarkV | 82,000~165,000円 |
MesaBoogieのアンプは平均買取価格が高く、また価格の振れ幅が少ないことが特徴です。
アンプを高額で売却するためのコツ4つ
アンプを売却する際は、コツを押さえることで高く売却できる可能性があります。アンプを買い替える資金などにも活用ができるため、少しでも高く売却できるようにしましょう。
また、電化製品は製造年月日から5年以上経過すると、買取価格が下がる傾向にあります。売却を検討している方は、なるべく早く売却することがおすすめです。
ここでは、アンプを高く売却するための4つのコツを紹介します。
付属品を揃える
アンプを売却する際は、本体のみでも査定を行ってもらえます。しかし、付属品が揃っていたほうが、査定価格は高くなることが期待できます。
アンプを査定に出す際は、説明書・保証書・外箱・アクセサリなどの付属品をなるべく揃えて出すようにしましょう。
購入時に近い状態であればあるほど、査定額は高く傾向にあります。
定期的に通電する
アンプは日頃から通電していなければ、音を出した際に「ガリ」と呼ばれるノイズが混ざる現象が見られます。ノイズが見られるアンプは査定価格の減額やジャンク品扱いとなってしまい、価値を落とすことにつながりかねません。
そのため、アンプを高く売却したいと考えている際は、定期的に楽器をつなげて通電することが重要です。
目に見える汚れを落とす
同じアンプ製品であっても、汚れや埃が付着したまま査定に出す場合と、掃除を行ってから査定に出す場合では、後者の方が高く売れます。買取業者は、買取した製品を販売して在庫を回転させたいため、すぐに販売できる状態の製品は高く買取しています。
アンプを少しでも高く売りたい場合は、掃除を行ってから査定に出しましょう。
新モデルが発売される前に売却する
アンプは製造年月日から期間が経過するほど、経年劣化や市場ニーズ低下といった要因により、査定価格も下がっていきます。特に、新モデルが発売されると型落ちモデルとなるため、査定価格も大幅に落ちる傾向があります。
アンプの売却を考えているなら、新モデルの発売前に査定に出すようにしましょう。
アンプの主な売却先3つ|楽器店から買取業者まで
アンプを適切な価格で売却するためには、アンプに関する知識が豊富で信頼できる業者を選ぶことが重要です。
アンプの売却先にはいくつかの選択肢があり、それぞれにメリット・デメリットが存在するため、よく把握して検討することが重要となります。
ここでは、アンプの主な売却先の概要や、メリット・デメリットを解説します。
電子楽器専門店
ギターやベースを扱う電子楽器専門店では、楽器の販売だけでなく買取も行っており、電子楽器の演奏に必須のアンプも買取対象となっています。
電子楽器専門店にアンプを売却するメリット・デメリットは、下記の通りです。
■メリット
・電子楽器に関する専門的な知識を持った査定士に査定してもらえる |
■デメリット
・出張、宅配買取を行っていないお店が多く、行っていても費用が多くかかる |
電子楽器専門店で売却するメリットは、知識や経験が豊富な査定士に査定してもらえることがです。ただし、出張や宅配買取には対応していないお店が多いため、足を運ぶことが手間に感じられるでしょう。
オークション・フリマサイト
アンプはネットオークションやフリマサイトを利用して、個人で売却することもできます。
ネットオークション・フリマサイトでアンプを売却するメリット・デメリットは下記の通りです。
■メリット
・入札状況次第では高値で売れる可能性がある |
■デメリット
・写真撮影・出品・発送の手間がかかる |
ネットオークションやフリマサイトで売却するメリットは、業者に販売するよりも高値で売れる可能性があることです。
その反面、出品から顧客対応まで自分で行う必要があり、手間がかかることがデメリットとなります。
買取業者
不用品や中古品の買取を専門的に営んでいる買取業者も、アンプの売却先としてはおすすめです。
買取業者にアンプを売却するメリット・デメリットは下記の通りです。
■メリット
・買取品目が幅広く適切な査定が期待できる |
■デメリット
・お店によって得意とするジャンル・品目が異なる |
買取業者に売却するメリットは、幅広い品目を取り扱っているだけでなく、査定価格が適切であることがメリットです。しかし、お店によって得意とするジャンルは異なり、オーディオ関連用品に明るい査定士が在籍していない場合は、適切な判断を行ってもらえない場合もあります。
買取業者に依頼する場合は、オーディオ関連用品に特化した業者を選定すると、適切な査定価格でスムーズに売却できるでしょう。
「買取ステーション」ば、アンプを含むオーディオ関連用品に強く、買取事例・買取実績も豊富にあります。また、専門の査定士が丁寧に買取査定をしてくれるため、おすすめできる買取業者です。
宅配買取にも対応しているため、大切に使ってきたアンプを適正に査定してもらいたい場合は、買取ステーションの利用を検討してください。
まとめ
今回は、アンプの売却相場から売却先、少しでも高く売却するためのコツまでを解説しました。
アンプは、買取業者が取り扱う品目の中でも比較的価値が落ちにくく、年数が経過した製品でも高く売却できる可能性があります。高値で売却するコツや売却先を把握していれば、より高い価格で売却することができるでしょう。
使わなくなったアンプを所持している方は、買取実績が豊富な買取ステーションへの売却を検討してみてはいかがでしょうか。